プログラムに参加してみて(3rd Year 2nd Semesterを終えて)
プログラム修了に必要なコースワークをすべて終え、final paperの点数が出るのを待ってる状態のときに書いてます。tutorによるapprovalは済.
1st Semesterを終えたてみたいに題して書いたときと概ね印象は変わっていませんが何点か追記したいと思います。
帰国して感じた後悔について思ったことを何点か書こうと思います。
慶応でのカリキュラムは春学期+秋学期のセット科目が多いです。帰国してから3,4年の専門性がようやく高くなる段階においてそのような科目の取得がしにくいような状況になるのは大きなマイナスだと思います。勿論3春+4秋という履修方法もありますが、プログラムの科目を取ってかつ色々取りたいと思うと中々難しいのかも。
自分の場合はゼミに2つ入っていたこともあり履修が余計に余裕がなかったのかもしれないが思い返すと興味の赴くままに土曜日に授業とか入れてたかも
通商政策についての授業とかとってたけど、なんか割とそこそこ分かってる段階まではもってこれてたしそれよりは"経済学部卒"として恥ずかしくないミクロ・マクロ・エコノメ・統計の素養を深める科目を取るべきだったと深く後悔している
あと春+秋のセット科目ってだけじゃなくて春に集中して科目が開講されてるイメージがあるので帰ってきたあとになんか取りてぇ〜って思ってもつらい
2020年度の場合は時系列a,bがともに春学期とか、あと謎に演習科目(産業連関分析とかhigh frequency data analysisみたいな授業)が全部春な気がする
4年ストレートで卒業するとゼミにコミットできない
これが経済学部としての専門性を高めるのにめちゃネックなきがします。
赤林ゼミとかはコロナ関係なく昔からzoomなどを活用して留学生もゼミ受けたりしてたみたいでそういうの知らなかったのでいいなと思いました、てか自分がそういうのを留学中に先生にお願いするとか頭が足りなかったみたいなところはあるかも〜
帰ってきて感じるのはゼミの同期がすごい優秀だなと思います。
自分のゼミなのでバイアスかかってるかもしれませんが、普通に経済学部って意味でいったらすげぇ強くて勝てねぇ〜って感じます。日本案外レベル高いのかも〜って思いました
ゼミが秋学期にベイズとかMCMC法とかやってる間自分はそれにキャッチアップできてなかったなと反省してます。final paperで久しぶりにmatlab触ったらどんなんだっけ〜とか結構忘れてて焦りました。
三田論を書いてないって言うのも結構経験としてしんどいのかもlatexの環境構築とか馬鹿すぎて何すればいいのかなんも分からなかったし笑
ボッコーニの学生は平均値はある程度高いのかなとは感じます。入試が論理テストみたいなのやらされると友人に聞きましたがなんかケーススタディとかを考える力は普通にあるんだなぁって思います。
でもプログラムを終えてみて結構BIE"M"なんだなぁというのを感じました。3rd Yearの科目を受けても冷静に経済の素養は深まらないです。経営学っていう違う分野を学びに行くことは分かっていたつもりではあるもののなんとなくInternational Economicsの名前の部分に引っ張られてEconomicsの知見が深まることを期待しすぎてたのかも。
逆にfinal paperも経営学っぽい感じの何かで書くべきだったのかもなぁとも思います。
法律とかでも面白かったのかも。なんかLLMのコースあるのは知ってたけど想像以上にボッコーニの法律レベル高いのかもってGiorgio Sacerdotiがボッコーニにいると聞いて思いました
あとは面白かったのは日本と海外で留学のイメージってだいぶ違うんだなって。交換留学で来ている学生の話を聞いてると"母国での競争が激しすぎて…バカンスに来たw"みたいな人が多くて面白かったです。