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※なるべくニュートラルに書くようにこころがけてるつもりなので「この授業が楽〜」みたいなのはあんま書いてないのかなって。聞きたいことあれば気軽にメールとかしてくだい。面倒だと思うがたまに追記してるので過去ログも軽く見てもらってからだとありがたいかも

Bocconiの生活について~授業等~

履修科目

・1st Semester (秋学期)
Application for Management
CSR & Ethnics in Management Seminar
English
Italiano
(以下5科目から4科目、私の時はManagerial Accountingが履修不可でした)
Organization Theory
Technology and Innovation Management
Marketing
Public Management
Managerial Accounting

・2nd Semester (春学期)
Comparative Business and European Law
Business Strategy 
Globalization, Society, and Institutions Seminar
Leadership and Managerial Skills Seminar
English 
Italian
+Final Paper

・Attending と Non-Attending

平たく言うと出席するか出席しないか選べます。

基本的に75%以上出席+授業内課題(グループワーク、プレゼン、レポート等)をすればAttending、しなければNon-Attedinigになります。Attendingの資格を得るのに一切出席もレポートも要しない科目や出席は要さずレポートさえ出せば良い科目など様々です。授業担当者などにより変わりますが、シラバスを読めばたいてい書いてあります。

AttendingとNon-Attendingだと後者の方が試験範囲が広く高得点を得るのが難しいと言われますが、Attendingの資格を得るのにグループワークを要求する授業が多く、テスト一発や自分の実力のみで良い点数を狙う戦略の人もいるようです。Non-Attendingの仕組みはインターンシップや留学をしていても進級を可能にする優れた制度だと思います。またBocconiではインターンシップや留学に行くことで卒業時に成績にボーナス点が付くため、成績が重視されるイタリアではインターンシップや留学するためにNon-Attendingを選ぶ正規生も多い(とくに3rd year 2nd semester)ようです。(BocconiではFace-to-Face Lecture?の方が学習効率が良く学校としてはAttendingを推奨してる、という風に私は感じます)

私はNon-Attendingなどの制度を事前に知らなかったのでインターンなどを計画できず少し損をしたと思いました。制度的には普段は学校に行かず別の国で過ごしていても、それこそ家を現地で借りなくてもテスト期間だけ登校し単位を取得できます。
お金ないんで事前に知ってれば全部non-attendingにして試験のときだけ旅行みたいにして渡伊すれば家賃浮いたなぁとか思ったりします(普通に留学してよかったとも思うので冗談ですが)

・テスト

科目によってはMid-termがあるものや、Finalしかないもの、両方あるものなど色々あります。場合によってはFinalも登録するだけで受けなくても良いものなどあります(が別にレポートや授業内テストが課されるのが基本だと思います(→Bocconiでの成績入力に試験への登録が必要らしい))。シラバスに基本的に書いてあると思います。

テスト期間はかなり長いですが、テスト日程が1科目複数あるので履修科目やテストの受け方によっては早く終わらせたり、あるいはテスト個々の間を大きく開けテストに取り組んだりと様々なテスト期間の組み方があります。また、テストを受けるにはregisterする必要があります。

試験にはwithdraw制度があり、最初の10分?15分?でwithdrawして退出すれば成績が付きません。同じ科目のテスト日程が複数あるのであまり良い点数が取れなかったら棄権し、次回の日程などで受け直すことができますが物によっては12,1月の試験の次は7月になったりattendingの資格を失うなどがあります。一度ついた成績は合格の場合は必ず受け入れなければならず、複数テスト日程があるからといって合格した点数を再度受験し良い点数をとっても塗り替えることはできないようです。(一般にイタリアの大学だとrejectしまくれるらしく故に国内でGPA比較になるとbocconiはしんどいとか? 大学院に出願したい人などは注意が必要かも、例えばOxbridgeはGPA 110/110をイタリアの大学からの出願目安に据えてる)

テスト日程が複数ある例
→Business Strategy 5/21, 6/8, 9/2 (5,6月は筆記で9月だけなぜか口述試験かつコースを担当する全教授が相手だとか)

履修登録

DDプログラムに必要な科目に関しては自動的に履修登録されていますが、私の際は履修登録に過不足があったのでDD Officeに修正をしてもらいました。(今後も自動的に履修登録がなされるかは分かりません) Study Planも一人ひとり違いがありますし、よく確認しましょう。非常に後悔することになりましたまた、一度自分のStudy Planにサインするとそれを変えることができないので科目の互換などに関して議論の余地があると思えば急いでサインをすることはないと思います。私は仕組みをあまり理解せずに早々にサインをしてしまって後悔することになりました。(Study Planは修了までに必要な科目などが一覧?になっているようなものです)

追加で科目を履修する場合はfirst come first servedなので履修登録開始とともに登録をしないと希望の授業を取るのが難しくなると思います。また、attending/non-attendingがあるために授業時間の重複した授業が合っても履修することができます。(両方attendingの資格が欲しい場合には慎重に授業を選ぶ必要があると思います) ※私は追加で正式科目を履修をしなかったのでその科目の単位互換(慶應での扱い)やどの授業が履修できるのかについては何も知りません、交換留学生に開講されている授業と正規生が取れる授業は異なります。(例えばDDプログラム修了に必要なSeminarなどは交換留学生には開講されてません。)

また、正式科目とは別にSupplementary ActivitiesがLanguage CentreやIT Education Centreで開講されています。単位にならない科目です。それぞれのページなどで詳細が時期ごとに開示されています。案内がDD ProgramからきたItalian Crash Courseなどがそれにあたります。留学初期において留学生しか居ないクラスで集中的に授業を受けるため知り合いを作るには丁度いいものでした。話は逸れますが1st semester開始前後のincoming weekでかなりwelcomeイベントのようなものがあるのでそのようなものを積極的に利用しネットワークを広げることもできると思います。ITECが提供するものは基本的に無料で受講ができ、イタリア語でのみ開講されてる科目も多いですが、英語のものもあるのでチェックしてみてもいいとは思います。

以下それぞれ2020年2月29日(CET)に参照しました。
https://www.unibocconi.eu/wps/wcm/connect/bocconi/sitopubblico_en/navigation+tree/home/programs/current+students/services/language+center/other+activities/supplementary+activities+calendar+and+details
https://www.unibocconi.eu/wps/wcm/connect/bocconi/sitopubblico_en/navigation+tree/home/programs/current+students/services/it+education+center/supplementary+activities/courses+calendar+and+details/2016_extracurricular+courses+calendar

慶應との授業の違い

※三田との授業との雰囲気の違いについて聞かれたので追記
授業は分野によって変わってくるものだと思うので特に授業ジェネラルに言える違いはそこまでないと思います。
受講する層が日本人からイタリア人がマジョリティになったこと、女性の割合が慶應より多い、英語で講義が行われるぐらいがすぐに思いつく違いです。
慶應→Bocconiで違いは特に感じませんし、日吉→三田、高校→大学でも(出席がどのように扱われるかなど制度的なものはもちろんがありますが)授業が変わったと感じることはあまりありませんでした。自分が想像するに大学→大学院とかのステップはきっと違うのかなと、研究のためというイメージがあるので

もちろん分野の違いに起因する違いは一定程度あるとは思います。
HLSはソクラティックメソッドが有名、HBSはケーススタディが有名という違いは法律とビジネスという分野の違いからだと思いますし
Application for Managementという授業で統計的手法を学ぶ際に日本での統計の授業に比べて証明などがあまり重視されなかったことが最初違いに感じましたが、"Application for Management"という授業であって"Statistics"ではないからそれはそうだなと思ったのもそういうことだと思います。Statisticsの公開されているMock Examのようなものを見た際にはApplication for Managementで求められるものと違うように感じましたし。(別に自分が納得した話ここに書いてもあまり意味がないんでしょうが)

なので、別にケーススタディがやりたいから〜、法律で求められるリーガルマインドセットを身に着けたいから〜というと慶應でできるよねとなるだけかなと個人的には思います。(三田では日吉に比較し他学部の授業が取りやすい環境にあると思いますし、ゼミも他学部のものに入会できますしね)